【ニューオープン!台湾新店舗グルメ実食レポ】お手頃価格で健康志向の食堂『安永食堂』が1月にできてたので行ってみた

グルメ

2020年に新規オープンしたヘルシー志向の女性に向いてるかもな台湾食堂をレポート

食堂、と聞くと皆様はどんなお店を想像しますか? 私はこの単語にはノスタルジーと大衆性、そしてなんとも言えない温かみを感じるのですが、そんな食堂という単語を名前に関した『安永食堂』が1月に南京三民站の近くにオープンしてたのでちょっと行ってみることにしました。

『安永食堂』は、台湾の安永鮮物という会社が開いた食堂。安永鮮物は生鮮食品を扱っている会社で、スーパーなどを経営しています。同社のホームページによると「安心、新鮮、便利」をモットーに、人々に健康で楽しい食生活を提供することを旨として経営している会社とのことでした。そうした趣旨から、既存の店舗としては台北の大病院の地下にある美食街に出店をしていたようですが、それが今回広く一般市民にも開かれた『安永食堂』としてオープンしたわけですね。

それって病院食ってこと? と思われた方、そんなことはありません。食材に気を使っているスーパーが提供する、普通に美味しくて健康的な食事です。百聞は一見に如かず、ということで、下記に『安永食堂』のメニューをご紹介しようと思います。

『安永食堂』で実食実飲

さて、『安永食堂』には「招牌」と名前のついた看板メニューがいくつかあります。「招牌」は看板料理という意味です。

1番の看板料理はエビ、ホタテ、ハマグリ、スズキ、カキ、イカの6種の海鮮が入った「招牌海鮮粥」というお粥です。お店の人からも、1番の招牌ならこれ、ということでご紹介いただきました(頼まなかったけど)。

他に「招牌肉燥飯(ルーローハンとほぼ同じ)」「招牌豬飯(豚足の料理)」などが招牌の名を冠しています。お値段も45150元までと、台湾人の求める一食あたりの消費額に沿うように設定されています。というわけでかなりお手頃。

香酥帶魚飯(太刀魚の揚げ物)

今回私が注文したのは、こちらの「香酥帶魚飯」。香酥は「油で揚げたパリパリした食感の食べ物」、帶魚は白帯魚、日本語でいうところの太刀魚です。太刀魚! と聞いて、迷わずこちらのメニューを選びました。

渦状に巻かれた太刀魚の揚げ物は、さくっとした衣の中に、フワフワの白身が詰まっています。出来立てを提供していただき、ハフハフいいながら食べました。揚げ物3つだとちょっと物足りないかも……と最初は思ったのですが、意外とこのくらいが丁度よかったです(男性はちょっと足りないかも?)。

またこちらの丼物には、半熟目玉焼き、青梗菜、ブロッコリー、にんじん、パプリカ、プチトマトも乗っかっています。台湾の丼物やお弁当は、野菜は乗っているけど一種類だけ、というのが多いので、色々な野菜を食べられるのが嬉しかったです。一緒に「燙青菜」(茹でた青野菜)を頼んだけど、別の小皿料理やスープを頼んでもよかったなぁ、とちょっと後悔。

おまけの豬腳(豚足)

また今回、店員さんがご好意で、豬(豚足)を一つサービスしてくださいました。後で確認したのですが、こちらは単品メニューになかったので、おそらくお店の看板メニューの一つである「招牌豬飯」の豚足を1つ分けてくださったのではないかと思います。

こちらの豚足は、プルプルで如何にもコラーゲンたっぷり! みたいな食感です。味はしっかり染み込んでいるけどしょっぱすぎることはなく、とってもおいしかったです。あと、箸遣いを試されます。

世界中で肺炎が流行し、不要不急の渡航は控えるように言われている中、外国人の身分で台湾のお店に入るのは、実はちょっと緊張します。そんな時にお店の方に親切にしていただき、心がほっと暖かくなりました。

店員さん、コックさん、本当にありがとうございました、ごちそうさまでした!

『安永食堂』の行き方(アクセス)

最後にお店へのアクセスについて。

『安永食堂』はMRT松山新店線(グリーンライン)の南京三民駅から歩いて5、6分ほどのところにあります。南京三民駅で下車したら、1番出口から地上に出て、左に曲がります。

一つ目の曲がり角で更に左へ曲がり、そのまま三民路をまっすぐ歩いていくと、やがて右側に安永鮮物が見えてきます。

『安永食堂』は安永鮮物のすぐ隣です。スーパすぐ左手にありますので、見逃さないでくださいね!。

親切な店員さんとコックさんが提供してくださる、『安永食堂』のお手頃価格で健康で美味しい料理、ぜひご賞味あれ!


店舗名:安永食堂

所在地:台北市松山區三民路2921

電話番号:(022528-1123

営業時間:11:00~14:3016:30~20:30

定休日:

リンク:https://www.facebook.com/anyongcanteen/

その他: –

地図:


HOZ(ほず)
ライター、日本語教師。
台湾好きが高じて2017年から正式に台湾に移住。
今は働きながら昼は台湾の大学院で翻訳を勉強する二重生活中。
早く翻訳家も名乗れるようになりたい。
黒猫、小福と一人と一匹暮らし。
主な燃料は豆皮とミントとコーヒー。

 

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