【ニューオープン!台湾新店舗グルメ実食レポ】國父紀念館近くに全聯の系列の喫茶店「We Sweet Café」ができてたので行ってみた

グルメ

「OFF coffee」の第2店舗目となるカフェ「We Sweet Café」が全聯にニューオープン!

台湾でスーパーといえば、どちらのお店を想像しますか? 頂好(wellcome)でしょうか? それとも全聯(PX MART)? 他にも思いつくお店は色々あると思いますが、台湾にあるスーパーと言ったら、やはり最初に出てくるのはこの二つでしょう。かくいう私も、全聯には毎週のようにお世話になっています。お店を訪れる目的はもちろん、食料品を買うことですが、その他にももう一つ、全聯をヘビーユーズする目的があります。その目的とは「コーヒーを買うこと」だったりします。

全聯(PX MART)2016年から、「OFF coffee」という名称で店頭でのコーヒー販売を開始。購入者がレジでコーヒーカップを購入、機械を使って自らコーヒーを入れる形式で、コーヒー並びにカフェラテの販売を行っています。と、ここまでなら、何を驚くほどのことがあろうか、と思われるかもしれません。頂好でも同じようにコーヒーを提供していますし、日本でもこういったサービスを見ることができますね。

では、この「OFF coffee」、実は喫茶店にもなっているのだと聞いたらどうでしょうか? 実は全聯は2019年、台中に全台湾で第1店舗目となる「OFF coffee」のカフェ「We Sweet Café台中市政旗艦店」をオープンさせました。そしてこの度第2店舗目となる「We Sweet Café大安延吉店」が、國父紀念館駅の近くにオープンすることとなったのです。いつもお世話になってる「OFF coffee」のお店ができたと知ったからには、捨て置くことはできません。というわけで早速、「We Sweet Café大安延吉店」へお邪魔してきたのでした。

「We Sweet Café」で実食実飲

OFF coffee」は店頭で購入した場合、熱美式(アメリカンホットコーヒー)が125元という大変お財布に優しい値段設定となっています。単品以外にも10杯まとめて購入した場合は200元、毎週月曜日は一杯15元など、各種の割引が存在します。

では「We Sweet Café」カフェはどうなのかというと、流石にそこまでお安くはありません。「We Sweet Café」のコーヒーは、170元と店頭販売に比べるとお高め。まぁ、サービス料だってありますし、台北の喫茶店の平均的な価格からしたら、平均的なお値段なんですけどね。というか、そもそも店頭販売が安すぎるという説もある……

と、さっきからお値段がらみのやらしい話ばっかりしていてすみません()。「We Sweets Café」の特徴といえば、やっぱり「OFF coffee」では楽しめない、色々な紅茶が楽しめることでしょう。というか、コーヒー系列の飲み物はアメリカンとラテの2種類しかないのですが、台湾産の紅茶は7種類くらい扱っているのですよね。

また「We Sweet Café」は紅茶メーカーのリプトンとコラボレーションしているいうこともあり、メニューの中には、リプトンの紅茶を使用したフルーツティー「水果搖一夏」や、タピオカミルクティー「黑糖波一下」なんてのもあります。7月の開店当初はこのほかにリプトンとのコラボスイーツもあったようなのですが、そちらは店頭販売での終了と同時に「We Sweet Café」での販売も終了したようでした。残念、店頭で食べたかったなぁ。全聯の店舗ではもちろん買ったけど

リプトンとのコラボメニューも捨て難かったけど、「OFF coffee」の一ファンとしてはやっぱりコーヒーのお味が気になったので、今回はコーヒーを注文することにいたしました。期間限定のベーグルとのセットがあったので、早速そちらを注文してみます。

We sweet Café」のアメリカンコーヒーの豆の産地はエチオピアだそうです(ラテはコスタリカ)。香りもよく、味としては、酸味がやや強いように感じました。「OFF Coffee」の店頭販売も同じなのですが、同じ価格帯のコーヒーとしては、セブンイレブンなどのコーヒーと比べるとやや酸味が強く、口の中でパッと香りが広がるような、華やかな味わいのコーヒーであるように思います。もちろん「We sweet Café」のコーヒーのほうが「OFF Coffee」よりさらに良い豆を使っているようで、味も香りもよりはっきりとしています。まぁ、台湾人の好みもあるので、特にアメリカンなんかは薄めに入れてあるんですが……

セットになっていたのは「芋泥貝果」というベーグルです。こちらのベーグルは、サツマイモとタロイモのペーストが間に挟まれています。ベーグルってちょっと硬めの印象があって、私は日頃見かけてもなんとなく敬遠してしまっていたのですが、ところがどっこいここは台湾だった(台湾人は食感が柔らかいものが好きである模様)! 

ほかほかに温められたベーグルはふかふかと柔らかく、添えられていたナイフがさくっと通りました。切り分けて口に入れると、バターの香りがふうわりと鼻腔をくすぐります。うまっ! 

いわゆる「ベーグル」を想像すると、ちょっと違うかも、と思うかもしれませんが、これはこれですごく美味しかったので、見かけたらぜひお試しいただきたいです。

こうした調理パンのほか、「We sweet Café」ではもちろん、ケーキなどのスイーツも食べられますし、しょっぱいものが食べたければライスバーガーやサラダなんかのメニューもあります。ケーキは概ね40元~95元という価格設定です。

こちらはKiriのクリームチーズを使った「雪白栗子蛋糕」。大きすぎず、ちょっと甘いものもつまみたい、と思ったときに程よいサイズでした。ケーキってこのくらいの、ちょっと食べたりないと思うサイズがちょうど良いんですよね。

このほかライスバーガー「海王子米漢堡」も一緒に注文してみました。「海王子」という名称を見て高級路線のライスハンバーガーなのか!? とワクワクドキドキしましたが、電子レンジで温めたと思しきライスバーガーがテーブルにやってきたときには、一気に肩の力が抜けました。でも、このライスハンバーガー、実は味のラインナップが「鮭魚(さけ)」と「鯛魚(タイ)」の2種類なんですよ。鮭はともかく、鯛のライスハンバーガーがあるなんて! やっぱり高級路線なのかもしれません。

「We Sweet Café」の行き方(アクセス)

それでは最後に、こちらの「We Sweet Café大安延吉店」への行き方についてご紹介させていただきましょう。「We Sweet Café大安延吉店」の最寄駅は、國父紀念館駅です。MRTの國父紀念館駅で地下鉄を降りたら、まずは1番出口へ向かいます。

1番出口をでるとすぐ目の前に、三角形の不思議な建物が見えるはずです。これ、中華電視公司というテレビ局の建物なんですよね。「華視」と言った方がすぐわかるかな?

この「華視」のある通りは、緩やかなカーブを描いています。この緩やかなカーブの道を道なりにずっと歩いていくと、やがて前方に大きな全聯の建物が見えてきます。この全聯の建物の一角に、「We Sweet Café大安延吉店」の店舗も入っている形です。「We Sweet Café」でお茶をして、ついでに隣の巨大な全聯でバラマキ用のお土産を購入、なんていう風にもできるかも? 近隣にも國父紀念館を初め、「騷豆花」など有名どころがいくつかありますので、うまーく組み合わせて観光してみると良いかもしれませんね。


店舗名:We Sweet Café大安延吉店

所在地:台北市大安區市民大道四段190

電話番号:(02)2772-5870

営業時間:8:00~23:00

定休日:

リンク:WEBSITE

その他: –

地図:


HOZ(ほず)
ライター、日本語教師。
台湾好きが高じて2017年から正式に台湾に移住。
今は働きながら昼は台湾の大学院で翻訳を勉強する二重生活中。
早く翻訳家も名乗れるようになりたい。
黒猫、小福と一人と一匹暮らし。
主な燃料は豆皮とミントとコーヒー。

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